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百里を行く者は九十里を半ばとす

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独自のコーチング

私はシーズンに入る時に年間計画を立てセッションを分けます。各選手がその一年間で目標とする試合を決め、その試合にあわせて全員がセッション毎に強化すべき課題を克服し、その中でさらに個人個人の泳ぎのテクニックや個々の個性や能力を伸ばす事を試みています。今日のトレーニングは昨日や一昨日の続きであり、明日、明後日のトレーニングは今日から繋がりを持つべきだと、、、

数年前、ある人が他人のメニューを見て「このメニューはなんだ?選手が壊れちゃうよ!」と言っていました。ジョーダンだったかも知れませんが、のちに私は思いました。「このメニューだけでは判断できないし、メニュー(紙切れ)に書かれている内容ではなく、その紙切れを選手に提供する時の方法や雰囲気に必ず何か感じる事があるはず、、、」そしてそう思うたびにいろいろなことを感じ、学んできました。
数年前、コーチングを始めた頃に世界のいろいろなコーチの練習メニューや計画(ポポフやバローマンなど)についての資料や論文を見て考えている”ある日”ふと思いました。これだけメニューをオープンに公表している優秀なコーチ達に「同じメニューを真似して私に勝てると思うならやってみろ!」と挑発されているような気がしました。

それから、、、水泳に限らず常にいろいろな競技のトレーニング話には興味を持ち、深く考えるようになりました。もちろん競泳のメニュー、4種目の動き、幼児から社会人の身体と動き、練習道具、練習回数、練習時間、本数、方法、時期、そしてそれをアプローチしたときの選手の反応やチームの雰囲気、、、自分独自のコーチングを確立するために!
今でもその気持ちは変わりません。また、この探究心を忘れ満足した時に私のコーチングは止まる気がして、、、今でも必死で問題を探してます。「私のコーチングは問題解決の過程の連続!」そう言える自分自身が、まだ経験の浅い若いコーチにすぎないと思う今日この頃です、、、

話がそれてしまいましたが、私のチームは一年間を乗り切るための陸上での基礎体力を年末までやってきました。まだこの時期のセッションはAerobics!その中でレースに合わせて調整して行きます。
by taba-s | 2005-01-11 21:12 | Coaching

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by TABA
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